9クールの抗がん剤治療が終わって私自身が実感したこと
抗がん剤治療の副作用を軽減する手立て
1)抗がん剤治療で入院する前日に
温泉に入ったり、プロのセラピストのトリートメントを受けて
身体の冷えや滞りなどの癌以外の症状を
できる限り改善しておくと副作用がかなり軽くいい感じ!
2)抗がん剤治療の前日から
足裏にキネシオテープ(ウエーブ)を貼ると楽だった。
*足や身体のモヤモヤ、だるさ、しびれ、浮腫み
、異常な発汗、冷えを防いでくれる!
ウエーブタイプのテープだと縦横斜めにも伸縮するので
足裏の筋肉の動きに違和感や負担を感じなくていい感じ!
キネシオウエーブテープ(ウエーブ)を
足裏の指の付け根からカカト半分にかかるように
テープを伸ばさずに(*引っ張らずに)貼るだけでいい!(簡単)
*自律神経を整えてくれた!
同じ病室だったサトちゃんは
治療の翌日に足裏に弱いしびれを感じた時、
シャワーを浴びた後に足裏のキネシオテープをはがしたことに気づいて
再度貼ったら、5分も経たないうちに
しびれが消えて楽になって驚いていた!
*キネシオテープはシャワーをかけてからはがすと
肌に負担が少ないかんじ!
3)抗がん剤治療の直前まで歩いたり、ストレッチしたり、
手首・足首・首を大きくゆっくり回すことが大事だと実感!
治療中も点滴の針が入っている部分以外の
手首・足首・首を大きくゆっくり回したり
手の指と足の指をグー・パー(閉じたり開いたり)して
定期的に動かすといい感じ!
*抗がん剤が体内に入ってきた時に特に身体の3つの末端である
手・足・頭を動かしていると滞りが少なくなるのを実感!
あえて片足だけの運動をしてみたら、もう片方の足は浮腫んできた!
ベッドに寝ているばかりだと身体が滞りやすくなってしまい
治療後に浮腫みや冷え、しびれ、だるさなどが出てしまう。
私が腹水と胸水を抱えてひどい状態の時に
同じ病棟に入院中で私を励ましに来てくれたトキコさん
(抗がん剤治療を続けている)は
今回の抗がん剤治療でこの方法を試してみてくださいと話したら
やってみてくれたそうで
「治療後の副作用が楽だったわよ~!」と驚いていた。
4)前日の食事は6~7割程度に、当日は半分くらいにするといい感じ!
*消化液が分泌するように、柔らかいものでも
よく噛んで(一口50回)食べるようにするといい感じ!
*抗がん剤が体内に入って弱ってしまった内臓の負担を軽くしてあげる
*塩っぱいもの、辛いもの、とても甘いもの、
氷やアイスクリームなどの冷たいものは
消化の負担になる感じがしたのでNG!
どうしてもアイスクリームや冷たい炭酸が飲みたくなった時は
半分にするといい感じだった。
5)食事は一番初めに果物、次に生野菜、おかず、ごはん
又はパンの順に食べるといい感じ!
*食前に果物を食べると胃腸の働きを助けてくれると共に
ある程度血糖値を上げるので食べ過ぎを防いでくれる。
30分前に食べるのが理想的!
*生野菜(サラダ)をごはん又はパンの前に
良く噛んで食べると消化がよくなる。
6)常温のミネラルウォーター(美味しいと感じる天然水)を
一日に1~2リットル飲むといい感じ!
*水とお茶は別の働きだから水とは別に温かいお茶を
一日に500~700ミリリットル飲む。
ミネラルウォーターを飲むタイミング・・・
朝起きてうがいをした後にコップ1杯
毎食前に1杯
シャワー又は入浴前後に1杯
午前中のウォーキング又は体操後に1杯
午後のウォーキング又は体操後に1杯
毎回トイレに行った後に1杯
同室だったサトちゃんはミネラルウォーターを飲む習慣がなかったけど
治療までに一週間ほどあったので
その日から少しずつ飲む練習をして飲めるようになった。
そうそう、旦那さんが2リットルのミネラルウォーターを
箱買いして(6本)持ってきてくれていた!
7)コロコロするマッサージグッズを使って楽しみながら
足裏、足首、ふくらはぎ、腿、手のひら、頭(頭皮)を優しく流したり
固くなった背中、お尻の筋肉を緩めたりするといい感じ!
*抗がん剤治療が終わって2時間後くらいに
足裏が3mmくらい浮腫んだので、すぐにコロコロとマッサージしたら
サ~~っと一瞬にして浮腫みが引きました!
症状が出始めた時にすぐに手を打つことがとても大事だと実感!
(力は不要!コロコロするだけでOK!)
頭皮に当てて円を描くようにマッサージすると
頭のモヤモヤがすっきりしてくる!
タオルで背中を拭くようにコロコロとマッサージできる!
ベッドに寝ていると背中が強張って呼吸が浅くなるから
これで緩めることが大事!これも気持ちいい!
手指と足指の表面とサイドをコロコロとマッサージすると
関節の滞りと痛みを防げる。これをしないと
後で関節の痛みや強張りが出てくる。
腕や足をコロコロとマッサージして
循環力や筋力をキープしておくことが大事だと実感!
手足の指の骨の間の筋肉や足裏、足首、ふきらはぎ、
ヒザ周り、腿をコロコロとマッサージして
冷たく固いところがないようにしておくことも大事!
いろんなグッズを試した中でこれらはいい仕事をしてくれると実感!
毎朝、自分の身体のあちこちに手をあててチェックする。
(身体と話をすることが大事)
8)熊笹エキス(サンクロン)と酵素(黒糖密)を食間に飲むといい感じ!
*身体にとって肝心要の肝臓ができる限り
元気な状態にしておくことが大事なんだな~と実感!
入院中には小瓶に入れて持って行きました。
9)治療前にファイテンのチタンテープを貼っておくといい感じ!
*軽く吐き気がした時点ですぐに貼っても効果を実感!
気持ち悪いと感じるところに手をあててから
指の腹をあてて特にどこが辛いのか
身体に聞いてみてください。
シールを貼るポイントが見つかるはずです。
私の場合は、おへその6cm上に貼って効果あり!
*私の肌はシールに弱いので半日くらいで
はがすようにしている。
*肌が弱くない場合は、はがれるまで何日も貼っていてもOK!
抗がん剤治療中は、いつもと体質が変わって肌が弱くなる
場合もあるので要注意!
*このシールにはチタン(金属)が着いているので
レントゲンやCT,MRIなどの検査を受ける場合は
事前にはがしておくことが大事!
10)エッセンシャルオイル(精油)を香って呼吸を深くするといい感じ!
*寝る前にはカシミール産のラベンダー(花と葉)を
朝起きたらクレメンタイン(果皮)を芳香することで
身体のONとOFFの切り替えができるだけでなく
香り成分が酸素を体内に運んでくれるので
呼吸が深くなって頭も身体も軽くなる!
クレメンタインや柚子などの果皮の精油を香ると
消化器系を元気にしてくれる。
もし精油が入手できない場合は
青シソやバジル、セロリ、タイムの葉っぱ(シソ科)と
ミカンやオレンジ、柚子、レモンの皮(ミカン科)を香る。
(葉っぱは葉の裏側に、果実は皮の外側の点々の中に精油成分がある)
自分がその時に気持ちいいと感じる香りを選んで芳香を楽しむ。
11)なんか変だな~!だるいな~!気持ち悪いな~!と感じたら、
そこに手をあてるといい感じ!(手あてが大事)
これらの手立てをしてからは、一晩中吐いていたという
辛い辛い副作用が10分の1以下に軽減!
吐くことや吐きたいと感じることはなくなって
治療後3日間ほどは少しだるいな~というくらいになった!
キネシオテープの使い方伝授 : セラピストのイッキュウさん
ニトリート・キネシオロジーテープ(ウエーブ) : ウインザーラケットショップ池袋店で購入
or ニトリート通販
コロコロするマッサージグッズ : 東急ハンズで購入
ファイテン・パワーテープ(チタンテープ) : 東急ハンズ
or ドラッグストア
or ファイテン通販
精油(エッセンシャルオイル) : http://phytoaroma.ocnk.net/